成人の日に成人を迎えた皆さん、おめでとうございます。
コロナ禍での開催は皆さん大変な思いをしていると思いますが、めでたい行事があるのはいいことですね。
さて、今週のお題「大人になったと感じたとき」。
私は最近、懐かしい場所でそれを感じました。
それはゲームセンターです。
特に行く予定もなかったのですが、昨年のある日、友人とお台場のガンダムで有名なダイバーシティ東京に行った際に、施設内にround1のゲームセンターがあり、遊ぶこととなりました。
普段ゲームセンターなんていかないので、あの少し空気がこもって薄暗い中でいろんなゲーム機が大きな音を立てている空間に入ったら、
「コロナとか大丈夫だよな?」と思わずマスクの隙間を無くすように鼻元を押さえました。
小さい頃はこういったゲームセンターは楽しいところであるのと同時に、ちょっと怖めのお兄ちゃんがいたりと少し怖い場所でもありました。
今でも、ゲームセンターの暗がりはちょっと気が引けますけどね笑
あたりを見渡すと、ここのゲームセンターはメダルゲームがすごく多くて、メダルゲームをしようということになりました。
いざメダル貸出機(メダルをお金と交換する機械)に行くと、
1000円 180枚
1200円 315枚
2500円 700枚
3600円 1200枚
ちょうど3人だったので1200円づつ出して1200枚を交換することとしました。
メダル入れのカップをセットしてボタンを押すと勢いよくジャラジャラと音を立ててカップに溜まっていきます。
結局1200枚でカップ3杯分になりました。
メダルでいっぱいのカップを持ち上げるとその重さをずっしりと感じ、どこからか湧いてくる満足感に満たされていった時に、「あぁ、大人になったんだなぁ」と感じました。
よく小さい頃は家の近くのイオンに母親の買い物についていって、そこにある大きいとはいえないゲームコーナーで渡された100円を10枚のメダルに交換して遊んでいました。
今となっては、たったの10枚のメダル。それを大事に握りしめて1枚1枚、一喜一憂しながらゲーム機に入れてハラハラドキドキしていました。
きっと子供の頃の私はメダルゲームを1000枚以上使って遊べるなんて夢にも思わなかったでしょうね。
そして大人の私は、結局、そのメダルで3時間近く遊びました。
夕食後に入ったそのゲームセンターは深夜となって営業終了になって追い出されたという形です。
夜遅くまで遊べるというのも大人の特権ですね笑
これが私の大人になったと感じた時でした。