先日、会員制リゾートホテルの「エクシブ箱根離宮に宿泊してきました。
私の所属する会社の福利厚生として、この会員制リゾートホテルのエクシブグループを利用できるのですが、この箱根離宮はその中でも特に人気の高いホテルとなっています。
普段は土日はすぐに予約で埋まってしまって取れなかったのですが、コロナと相まって宿泊することができました。
今まで「エクシブ軽井沢」「エクシブ有馬離宮」「エクシブ伊豆」「エクシブ蓼科」「エクシブ山中湖」とスタンプラリー的に回ってきたので楽しみです。
エクシブ箱根離宮は箱根登山鉄道の宮ノ下駅から歩いてすぐのところにあります。
今まで行ったエクシブはどこも公共交通機関からのアクセスが非常に悪かったのですが、ここはかなりアクセスがいいです。
箱根登山鉄道ではありますが笑
箱根湯本散策
なので今回は車ではなく電車で行くこととしました。
小田急線の特急に乗ってしまえばあっという間に箱根に到着です。
昼前に箱根湯本駅に到着したのですが、箱根登山鉄道に乗ってしまうと、ご飯屋さんは無いだろうということで湯本駅周辺でお昼を探します。
駅前の商店街には、ほどほどではありますが旅行客が訪れていました。
驚いたのは意外と若い20代程度の人が多いことです。
確かに都心からのアクセスはいいですが、温泉以外に美味しいものも名産もなく、私にとっては温泉に入って何もしないで過ごすぐらいしかすることがない場所だと思っています。
みんな箱根で何をして過ごしているのでしょうね?(笑)
とりあえず散策して旅館の多い側に歩いてみました。
すると滝の標識がありました。
どうせ大した滝でもないだろうがとりあえず見てみようと行ってみることにしました。
天成園というホテルの裏にあって、宿泊者以外でも入場することもできます。
暑い日ということもあって、マイナスイオンで涼しく過ごすことができました。
さて、昼食探しに戻ります。
同じように散策していると良さげな雰囲気のお蕎麦屋さんがありました。
はつ花そばというお蕎麦屋さんです。
特に下調べをしていたわけでは無いのですが、どうやら人気店のようでいざ入ろうとすると沢山の順番待ちのお客さんがいました。
自然薯のお蕎麦が有名なようです。
最初はそばだし回転率もいいだろうからすぐ順番が回ってくるだろうなんて甘え考えをしていましたが、待てど順番が回ってこない。
一体蕎麦を食うのに何分かかっているんだお前らは?
まぁ週末の観光地なんて、そんなもんですかね。
どうやら新館があるようなのでそっちに行けば空いていたかもしれませんでしたね。
次回は行ってみようと思います。
入店を諦めて近くの干物屋さんでお昼を食べました。
家じゃ焼き魚は臭いが残るので食べませんが、やはり美味しいものですね。
彫刻の森美術館
お昼を済ませたら、チェックインの午後3時まで時間を潰す場所を考えます。(計画性のなさ笑)
少し大好きなGoogleMapで調べていると以前に「行きたいマーク」をつけておいた「彫刻の森美術館」がちょうど箱根登山鉄道の駅近なので行ってみることにしました。
箱根登山鉄道のスイッチバックする電車に揺られながら美術館のある「彫刻の森」駅に到着しました。
駅から少し歩くとありました。
多くの屋外展示がある美術館で、天気が晴れということもあり楽しく過ごすことができました。
なかなか他では見ないような展示が多く、面白かったです。
吊るされた球体。
話は変わりますが、地中美術館は本当にオススメの不思議な空間を楽しめる美術館なのでぜひ行ってみてください。
ステンドグラスの塔で、中には螺旋階段があり登ることができます。
頂上からの景色はとてもいいですが、結構高いので怖いです。笑
絶妙にぶつからないで曲がりくねった棒が回転しています。
館内のカフェで少しお茶をしたりと2時間程度過ごすと、すでにチェックインの時刻を過ぎていたのでホテルへ向かいます。
ちょっと早いですが、コロナで食事が早いのと、食事の前に温泉に入っておきたいので笑
エクシブ箱根離宮
美術館をあとにすると再び箱根登山鉄道に乗って今度は宮ノ下駅へ。
降りてみるとなんだか見覚えがある光景。
実は学生時代に「みやふじ」というお店で海鮮丼を食べに来たことがある駅でした。
今回は訪れませんでしたが、美味しい海鮮丼屋さんです。
駅から少し歩くとエクシブの看板がありました。
黒く厳かな雰囲気のある建物です。
入り口で、陽気な日本語の上手な外国の方が対応してくれました。
エクシブでの外国人スタッフは初めて見ました。会員制ですが外国のお客さんも多いのでしょうかね?
「お名前は?」と聞かれ、答えるとなんだか困った顔をしています。
オーナー名を聞かれ、会社名を答えると納得した顔になりました。
どうやら同姓同名のお客さんがちょうど同じに日に泊まっていたようです。(笑)
まぁ良くある名前ではありますが、初めての経験でしたね。(笑)
ロビーに入ると謎のオブジェが宿泊者を出迎えてくれます。
チェックインを済ませたら、お部屋に向かいます。
館内はとても綺麗で、他のエクシブと比べても特に綺麗でした。
さて、お待ちかねの部屋です。
いつもはロビーから遠く離れた部屋に沢山歩いて向かっていたのですが、今回は珍しく近いところでした。
そもそも箱根離宮は部屋数が少ないので遠く離れたところに部屋がないようでした。
エクシブのゆったりと広い部屋が迎えてくれます。
室内はとても綺麗でした。
窓からは箱根の自然が一望できます。
ベッドには専用のテレビが設置されており、怠惰にベッドでゴロゴロしながらテレビを見れるようになっています。
次は水回りです。
どうしても古いホテルだと経年劣化がでてきてしまうところになりますが、かなり綺麗でした。
意外と建設から時間がたっていないのか、リノベーションしたのでしょうかね。
お風呂とシャワールームが両方あります。
もちろん大浴場もありますが、家族連れや人に会わずにのんびり過ごしたい人にはうれしいですね。
お風呂には専用のテレビに加えてジャグジーまでついています。
一度お風呂にお湯を張って入ったのですが、なかなかパワフルなジャグジーでした。(笑)
テレビのおかげで長風呂になってしまいましたね。
荷物を整理して食事までの間にお風呂に入ってきましたが、同じように箱根の自然を眺めながらゆったりと露天風呂に入れました。
夕食は中華料理の「翆陽」でいただきました。
写真をあまりとらなかったのですが、高い天井に謎の柱のオブジェのある独特な雰囲気でした。
味は普通に美味しい中華料理でした。
食事が終わったあとはお風呂に入ったりとのんびり過ごすことできました。
翌朝の朝食ではモーニングボックスを頼んでいたので、部屋までお弁当を届けてくれました。
この朝食ボックスが結構おいしかったです。(写真撮り忘れました)
チェックアウトを済ませて、近くにある美術館に行くこととしました。
ホテルの目の前にバス停があるのでそれに乗って「箱根ガラスの森美術館」に行きます。
箱根ガラスの森美術館
ガラスの色々な作品が展示されていますが、そこまで広くはないです。
ガラスの作品が色々と展示されていますが、一番印象的だったのが入り口で流れているオリジナルテーマソングです。
動画でなかったので、ぜひ訪れた際は耳を傾けてみてください。
また、近くにお昼を食べれるところが少ないのでご注意を。
少しのんびり庭園で過ごしたらお昼のために箱根湯本に戻ることにしました。
再び箱根湯本へ
ガラスの森美術館の前から箱根湯本までのバスが出ているのでこれにて戻ります。
しかし、この判断が間違っていました。
このバス路線、道が狭いうえに曲がりくねっています。
なのでバスは対向車や急カーブの度に停止、減速を繰り返します。
箱根湯本に着くころには車酔いでぐったりです。
おとなしく最寄り駅までバスでいって登山鉄道で帰るのをお勧めします。
お昼を食べるつもりでも戻ってきた箱根湯本ですが、酔いのせいで食欲も失せてしまったのでカフェに入ることにしました。
駅前のルノアールに入りました。
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このルノアール、中も広く、早川を見渡せる景色のいいカフェでしかも空いていました。
のんびり時間をつぶして、その間に帰りの特急を予約してそのまま帰りました。
今回の箱根離宮はエクシブとしてはよかったと思います。
個人的には歴代3位、「有馬離宮」、「蓼科」の次ぐらいに良かったと思います。
ぜひ、一度行ってみてください。
エクシブ山中湖に泊った際の記事はこちら。