先日、記録的な豪雪で滋賀県が大変になったときにちょうど旅行で京都に行っており、雪の比叡山延暦寺を登ってきました。
京都駅の近くのホテルに宿泊していたので京都駅からの出発となりました。
京都駅から延暦寺に行く方法としては、
直接延暦寺に行けるバス
叡山線の駅まで行くバスに乗ってケーブルカーとロープウェイ、バスの乗り換え
電車で直接叡山線まで乗り継ぐ
等々の方法があります。
今回行ったのはクリスマスあたりでオフシーズンとなるので直行便のバスはありませんでした。
ロープウェイで登った先の延暦寺までのバスも冬季でやっているか分かりませんでしたが、営業していました。
しかし、今回は雪のせいで運航中止となっていまいましたが。
そこで今回はバスで叡山線の出町柳駅までバスで行って叡山電鉄でケーブルカー乗り場まで行きました。
出町柳駅では比叡山延暦寺巡拝 叡山電車きっぷ(冬)で2800円というお得なセットがあります。
この切符では
叡山電車・叡山ケーブル・叡山ロープウェイ・比叡山内シャトルバス・延暦寺巡拝券がすべて込み込みになっています。
八瀬比叡山口では既に雪が積もっていました。
ここから少しだけあるいてケーブルカー駅へ向かいます。
駅で説明を受けたのですが、この日の気温。
ケーブルカーで登ったところでー3℃
ロープウェーで登った比叡山山頂でー6℃
極寒です。京都だからってなめてました。
そして今日は積雪のためロープウェー比叡山山頂から延暦寺までの歩かなければいけなくなってしまいました。
山道を4,50分かけてあるかなければいけないとのこと。
ここまで来たし、いくしかない。
そう決意してケーブルカーに乗り込みます。
見た目の割には古い内装のケーブルカーで上がるとまた雪が多くなります。
ロープウェーはまさにスキー場でよく見るぐらいのサイズ感の年季の入ったものでした。
山頂は標高840m
凍える寒さです。
ここから普通であればバスで延暦寺へ行くのですが、あいにくの雪で歩いていきます。
雪の積もった道を滑らないように少し進むと案内標識がありました。
延暦寺まで約2km。
そして、なぜか舗装された道路から森の方へ誘導されてしまします。
まさか、こんな有名な場所で道が整備されていないわけないだろうと思って進んでみると、そこには木々に囲まれた素敵な道がありました。
普通に登山道ですね(笑)
氷点下の寒さなのか、風も強く横なぶりの雪にさらされることもしばしば。
ニット帽、手袋、マフラーは必須です!
(途中寒いからとコンビニでニット帽買っておいて良かった、、、)
ただ、なかなか雪山をこうやって歩く機会はないので少し気分が上がりながら延暦寺を目指して歩きました。
4,50分、大体下り坂の道を歩いてくるとまず、西塔への分かれ道がありますが初めに東塔へ行きました。
雪の延暦寺はそれはそれで趣があってよかったです。
特に面白いものがあるわけではありませんが、歴史の教科書で学んだ最澄や親鸞といった人たちが修行した場所なんだなぁと教養の低い感想を持ちました。
寒いので工事中の総本堂を拝んで、とっとと西塔へ行きます。
ちなみに延暦寺には休んだり、食事をとったりできるところはほとんどありませんでした。
西塔は少し離れた場所にあります。
これも特に面白いものは何もありません。
そんなこんなで有名な比叡山延暦をあっという間に満喫して、寒いのでとっとと退散します。
同じ道を帰るのですが、帰りは登りがメインとなるので体は暖かいのですが、とても疲れました。
無事にロープウェー乗り場に到着し京都へ下りました。
寒波のくる雪の日に比叡山に行ってしまったがために、意図せず雪山修行する羽目になってしまいました。
これで少しは悟りに近づけたでしょか。
寒かったですが、楽しい比叡山観光となりました。